2010/05/30
定番の吸排気メニューということで、マフラーに続きエアクリーナーです。製品は、王道のHKS レーシングサクションです。最近のホンダ車のシビアなエアフロー測定にも対応し、NAエンジンの弱点である熱気対策用の遮熱板も付属しています。抜けの良いマフラーとの相乗効果で、さらにエンジンが回し易くなることを期待して取り付けました。
商品が届きました。製品のサイズに対して、かなりコンパクトなパッケージです。 ⇒ 楽天ショップで購入しました。
仮組みした状態です。全てのパーツがピカピカで気持ち良いですね。黄色のクリーナーも鮮やかで取り付けが楽しみになります。
まずは純正のエアクリーナーボックスを取り外します。
1. バッテリーを取り外す
2. 上面のエアフロセンサーを取り外す
3. 青紫色のブローバイガスのホースを抜く
4. 左右のメインボルトを外す
これだけなので非常に簡単なのですが、私の場合は右側のメインボルトが大分固まっていまして、回すのに少し苦労しました。
純正のエアクリーナーボックスを取り外した状態です。一気に広くなり、エンジンとミッションのマウントが見えるようになります。
取り付けが完了した状態です。本当に広々です。
※説明書にも書いてありますが、ブローバイホース用の金属パイプのネジ部分には、エア漏れ防止用のシールテープを巻く必要があります。20m巻で100円位なので一つ買っておくと便利です。ホームセンターなどの水道用品売り場に置いてあります。
※エアフロセンサーは、純正の留め具のままだと少しキツ目なので、一度取り外して余裕を持たせて再度留めました。オレンジ色の結束バンド部分です。
取り外した純正のエアクリーナーボックスです。大きいですよねぇ…。もちろん、形状や容積には理由があるわけです(慣性吸気の話とか)。低回転トルク落ちは覚悟のチューニングです。
エアの吸入位置が後方から前方に変更されたので、ボンネット裏の導風パーツは取り外しました。
【 インプレッション 】
想定通りに抜けの良いマフラーとの相乗効果で、より気持ちよく吹け上がるようになりました。ターボ吸気ではないので、いわゆる「シューシュー」音はほとんどしません。当然ながら排気音は少し大きくなりました。吸排気を整えて一先ず…と言いたいところですが、やはり電子制御スロットルのダイレクト感の無さがより際立つようになりました。スロットルコントローラーも優先メニューなので、早目にレポートしたいと思います。