2011/08/27
FIT GE8のオーディオパネルは、ネジ無しのクリップのみなので簡単に取り外せます。今回はワンセグアンテナとGPSアンテナの取り付けのため、アッパーグローブボックスやピラーパネルを取り外し、予め配線ルートを確保しておく必要があります。
【重要】不慮の機器破損を避けるため、作業の前にバッテリーのマイナス端子を取り外しておきます。
まずは内張り剥がしを利用して、オーディオパネルを取り外します。クリップは9箇所ありますので、一方向に力を入れると反対側のクリップが割れる場合があります。クリップの入りは深くないので、全体を少しずつ浮かせばすぐに外れます。右側に垂れていますが、ハザードランプのハーネスがスイッチに繋がっているので、こちらも取り外します。
純正オプションの Gathers(KENWOOD製)はフロントAUXジャックが付いているので、iPodなどからダイレクトに音楽を流せて便利でした。もちろん今回の KENWOOD MDV-323 もフロントAUXジャックが付いています。
純正ユニットを取り外した状態です。コネクタはメインハーネスとラジオアンテナのハーネスのみです。
アンテナの取り付けを行うために、ドアモールとピラーパネルを取り外しておきます。ドアモールは引っ張るだけです。
※2012/10/13 追記
綺麗な写真が撮れたので差し替えました。
ピラーパネルもクリップのみで固定されています。ウインドウ上部側を浮かせてクリップが外れたら、引き抜くように取り外します。
※2012/10/13 追記
綺麗な写真が撮れたので差し替えました。
※2012/10/13 追記(写真及び解説)
別件でピラーパネルを取り外したので、裏側のクリップが確認できる写真を追加しました。
ピラーパネルを取り外した状態です。
続いてアッパーグローブボックスも取り外します。ヒンジ部分のネジが2箇所です。
アルミワイヤを配線ガイドにして、アッパーグローブボックスの裏側(右端)までアンテナ配線を引き込んでおきます。
アルミワイヤは100円ショップで入手でき、その場で思い通りの形を作れるという優れものです。構造の複雑な部分での配線にはとても役立ちます。
本体の配線を終えた状態です。ゴチャゴチャに見えますが、結束バンドで留めてあるので綺麗に背面へ滑り込んでくれます。リアカメラは装備していないので、リバーススイッチラインは未接続です。
パーキングスイッチラインをアースに繋ぐと、走行中でもカーナビの操作が可能になります。
【注意】カーナビを操作するのは助手席に座る人間であることを大前提として、このような処理を行なっています。運転しながらのカーナビ操作は大変危険ですので、絶対におやめください。
本体の取り付けが完了した状態です。一通りの動作テストが完了するまで、オーディオパネルは取り外したままにしておきます。
「 カーナビ(3) アンテナの取り付け - KENWOOD MDV-323 」へ続く >>