2012/05/06
続いて、リアガーニッシュのリアワイパーとスマートキーボタン部分をスムージング、同じくカーボン調の 3M ダイノックフィルムを貼り付けました。低予算でリアビューの印象をガラッと変えることができる、お勧めのDIYメニューです。
まずはリアガーニッシュ及びリアワイパーのモーターユニット、スマートキーボタンを取り外します。
※2012/05/06 追記(写真及び解説)
リアハッチの内張りを取り外すには、先に取っ手部分を取り外す必要があります。内張り剥がしを差し込んで引き抜きます。
※2012/05/06 追記(写真及び解説)
続いて、開いた穴に手をかけて勢い良く力をかけると「バリッ」と音を立てて外れます。全てクリップで留まっているので、取り外しも取り付けもワンタッチです。
※2015/08/14 追記(写真及び解説)
リアガーニッシュは、赤丸部分に1点のネジと、5点のクリップで留められています。また、スマートキーボタンの配線が繋がっているため、予めコネクタを取り外しておきます。
クリップ受けまで取り外した状態です。左から2番目の下側穴がネジ用です。リアハッチとは異なり、余裕の少ないカチッとしたクリップなので、上面を押さえて下面を手前に引き出す要領で右から2番目の下側を、上側の4点は、左側は左のナンバーランプ穴から、右側は右のナンバーランプ穴から、それぞれ力をかけて順番にゆっくり取り外すと、割れなどのアクシデントを避けられると思います。
写真が前後してしまいますが、右側の黒い四角は、リアワイパーのモーターユニットとスマートキーボタンを取り外した部分で、防水のためにシールでカバーをしてあります。
リアワイパーのモーターユニットとスマートキーボタンの部品です。全てのネジを目視確認できるので、取り外しは簡単です。
今回は、リアワイパーとスマートキーボタン部分をスムージングするため、リアワイパーの突出部分をカッターノコギリでカットします。※写真は既にカットした状態です。
凹み部分にはパテを充填するため、プラ板をジェル状の接着剤で裏側に貼り付けます。多少の曲面は、ライターで温めながら形を整えてしまいます。
この後の作業を撮り忘れてしまいました。文字だけの解説で失礼します。
接着剤が硬化したら、削りやすいパテ(私はポリパテ)で凹みを埋めていきます。パテ硬化後の荒削り時は、周囲を無駄に傷付けないように、マスキングテープなどで養生しておくと安心です。指で触っても繋ぎ目が分からない状態まで、表面をヤスリで仕上げて完成です。
(「カーボン調シートの貼り付け(1) リアアンダーパネル」記事と同内容)
3M からの出荷時は 122cm×50m のため、横幅122cm固定での切り売りが一般的です。私も様々な用途を見越して、数m単位でストックしています。⇒ 楽天ショップで購入しました。
(「カーボン調シートの貼り付け(1) リアアンダーパネル」記事と同内容)
フィルムに熱を加える際、お勧めはカーボンヒーターです。遠赤外線の効果なのか、一瞬にしてフィルムが熱を持って柔らかくなります。常に作業に最適な状態を作り出せるため、加熱作業という時間のロスを大幅に削減できます。もちろん、自分自身が熱いと感じる前に融けだしてしまうので、注意も必要です。
ヒートガンを使うと、手が塞がる、風で変形する、作業しながらでは火傷の危険も伴う、ということで私は敬遠しています。ちなみにドライヤーの熱程度では役に立ちません。
一枚貼りで施工しています。湾曲率が低いので、全体的に難易度は高くありません。エンブレム部分のみ、温めては押さえの繰り返しで、少々手間な作業になります。
エンブレム部分は、全面がダイノックフィルムだと貼り付け強度が落ちてしまうため、一定範囲を繰り抜いてあります。
納車時から装着しているTYPE R仕様の赤Hエンブレムは、シビックEP3のフロント用がジャストサイズなのですが、湾曲率が若干異なるので、両面テープを重ね張りして、3段で調整しています。
私が外装取り付け用に愛用している両面テープは「ニトムズ 強力両面テープ マイカー外装用」です。0.8mm厚で弾力性が高く、多少の凹凸でもシッカリと食い付いてくれます。また、剥がす時は強力さ故に少々苦労するものの、糊残りが発生しないこともポイントです。⇒ 楽天ショップで購入しました。
下面は折り込み処理せず、形状通りにカットしました。
上面と側面はリアウインドウやボディとの境目で、エッジを強調する部分になるので、丁寧に折り込み処理を施しています。
リアガーニッシュを車体に取り付けて完了です。スムージングしたことで、左右対称の見栄えになり、リアビューが非常にスッキリした印象になりました。
クリア樹脂で仕上げられたリアルカーボンも格好良いのですが、このダイノックフィルムのツヤ消し感が私の好みです。